
共働き子育て世代の大きなテーマとして、保育園がありますが、毎月の保育料はかなりの出費となります。
今は3歳児以上の保育料は無償化しましたが、うにさん家でも3歳児クラスまでは、毎月ヒイヒイ言いながら、口座からの引落しを眺めていました。
今回東京23区内の保育料水準の目安を調べてみました。今後お子様がお生まれてなるご家庭やご結婚後に新居を検討されるご家庭の参考になればと思います。(詳細は23区のHPをご覧下さい)
今回の保育料算出根拠となる世帯年収のモデルケース
今回都内23区内で共働き(サラリーマン)で父:年収400万円、母年収400万円で世帯年収800万円世帯での第一子の保育料の概算を試算します。
上記の場合、保育料の算出根拠となる「区民税所得割」は父も母も約114,000円で合計約228,000円となります。(あくまで概算です)
サラリーマンの方は、毎年5月または6月ごろに勤務先を通じて配布される「特別徴収税額通知書(納税義務者用)」の「税額控除前所得割額④」を区民税所得割額として保育料をご確認下さい。

東京23区の保育料ランキング(世帯年収800万円、第一子、0歳児の場合)
今回上記で試算した父母の「区民税所得割」の合計が230,000円として各区の保育料表(標準表、2021年11月7日時点)より調査してみました。(子どもは第一子で0歳児を標準時間で認可保育園に預けた場合)
23区それぞれの保育料のテーブルを見てみましたが、区によってかなり違いがあります。
うにさん家の第一子が誕生した3年前にも一度調査をしたことがありますが、年によって違うところもあります。(詳細はご自身のお住まい(お住まい予定)の各区のHPをご覧下さい)
調査の結果はこちらです。23区で保育料が低い順番に並べています。
ランキング | 区名 | 保育料(月額) |
1 | 渋谷区 | 14,600 |
2 | 中央区 | 23,500 |
3 | 新宿区 | 27,500 |
4 | 目黒区 | 28,300 |
5 | 港区 | 28,300 |
6 | 練馬区 | 30,200 |
7 | 千代田区 | 31,000 |
8 | 文京区 | 31,000 |
9 | 足立区 | 31,500 |
10 | 中野区 | 32,500 |
11 | 葛飾区 | 32,500 |
12 | 北区 | 32,500 |
13 | 板橋区 | 33,500 |
14 | 荒川区 | 34,200 |
15 | 江戸川区 | 34,700 |
16 | 豊島区 | 35,400 |
17 | 世田谷区 | 35,700 |
18 | 台東区 | 35,900 |
19 | 品川区 | 37,100 |
20 | 杉並区 | 37,200 |
21 | 大田区 | 38,100 |
22 | 江東区 | 43,700 |
23 | 墨田区 | 43,900 |
平均 | 32,730 |
東京23区で保育料の最安値は渋谷区でした。最高値は墨田区でその差は3倍ほどあります。
中央区、新宿区、目黒区、港区も比較的安いですね。全区を平均すると約32,730円でした。
特筆すべき点として、港区の場合は、第二子の場合は、無料となります。港区エリアは総じて家賃が高いですが、子育て世代には手厚いですね。そういう意味では、上位4つの渋谷区、中央区、新宿区、目黒区も家賃が高いイメージがありますが、保育料は抑えられるようです。
なお、ほとんどの区で第二子の保育料は半額で、第三子は無料となっているようです。
今回サラリーマン夫婦で世帯年収800万円の場合のランキングにしておりますが、世帯年収が高くなったとしても傾向は大きく変わらなさそうです。
世帯年収が高くなると、認可保育園に入る難易度が上がってしまうというジレンマはあります。(多くの区では選考がポイント制となっており、同一の場合は世帯年収が低い方が優先されるため)
いわゆる保活では世帯年収や待機児童数なども考慮して、検討する必要がありますが、子供も計画通り、生まれるわけではないので、あまり精緻に検討しても仕方ないかもしれません。
ではでは。
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